Loading...

2008-04-17

ubuntu 8.04 LTS (Hardy Heron) Beta on dynabook Satellite 1800 C1000-mod

2008-04-13 ubuntu 8.04 Coming Soon のつづき

Ubuntu 8.04 LTS (Hardy Heron) Beta, Alternate install CD iso-image をここからダウンロードして、CD-R を焼き、My NoteBook PC、dynabook Satellite 1800 C1000-mod. にインストールしてみた.グラフィカルログインにようやく成功した.

<Ubuntu 8.04 LTS (Hardy Heron) Beta グラフィカル起動画面>


Session:Gnome 2.22 /Desktop Style (外観の設定):Nimbus



Michael Minn さんの記事 : Linux on the Toshiba Satellite 1800-S203を参考にして、

1.ブート画面のメニューから "Install a command-line system" を選択して、インストール開始.

2.以後、画面の指示に従って、インストール作業を進める.

3.最後に Grub boot loader を default インストール. ここで、システムを再起動すると、コマンドライン(CUI)バージョンの ubuntu 8.04 LTS Beta が起動する.

補足:システムの再起動 >> インストーラCDをDVDドライブに装着してシステムを再起動し、インストーラメニューから "boot from first hard drive" を選択する.こうすると Grub Boot 画面でリブートするためのオプションを選べる. Grub メニューが表示されたら、デフォルトのトップラインを選択する. こうすることで、CUI モードでログインし、コマンドラインでのシステムの操作ができるようになる.

4.Graphical Interface の設定

 つぎに、グラフィカル・ログイン・・・X Window System (xorg)、Ubuntu Desktop の導入をおこなうまえに、Video Display Driver の設定をDDCのバグに起因する DDC を機能させないように修正した xorg.conf を作成する.

 ここで、"Device" セクション( Video Display Device) の記述で Option ラインに "NoDDC" # このオプションを与えること. こうすることで、グラフィカル・ログインが有効になり、ubuntu Deskktop が正常に機能するようになるそうだ.



My DynaBook の /etc/X11/xorg.conf ファイルを以下に記しておく.>>> Michael Minn さんの記事 からのパクリでありますが ・・・ (~_~;)  キーボード、キーマップをそれぞれ” jp106", "jp" に変更.



----------------------------------------------------------------------------

# xorg.conf (X.Org X Window System server configuration file)

# /etc/X11/xorg.conf

# Custom file by Michael Minn , modified by Baian in Aprl/14/2008.

Section "InputDevice"

Identifier "Generic Keyboard"

Driver "kbd"

Option "XkbRules" "xorg"

Option "XkbModel" "jp106"

Option "XkbLayout" "jp"

EndSection

Section "InputDevice"

Identifier "Configured Mouse"

Driver "mouse"

Option "CorePointer"

Option "Device" "/dev/input/mice"

Option "Protoxol" "ImPS/2"

EndSection

Section "Device"

Identifier "Trident Microsystems CyberBlade Ai1"

Driver "trident"

BusID "PCI:1:0:0"

Option "NoDDC" # このオプションを与えること

EndSection

Section "Monitor"

Identifier "ToshLCD"

Option "DPMS"

HorizSync 30-71

VertRefresh 50-100

EndSection

Section "Screen"

Identifier "Default Screen"

Monitor "ToshLCD"

Device "Trident Microsystems CyberBlade/i1"

DefaultDepth 16


SubSection "Display"

Depth 16

Modes "1024x768"

EndSubSection

SubSection "Display"

Depth 24

Modes "1024x768"

EndSubSection

SubSection "Display"

Depth 16

Modes "800x600"

EndSubSection

SubSection "Display"

Depth 24

Modes "800x600"

EndSubSection

EndSection

Section "ServerLayout"

Identifier "Default Layout"

Screen "Default Screen"

InputDevice "Generic Keyboard"

InputDevice "Configured Mouse"

EndSection

---------------------------------------------------------------------------

5. xorg.conf をコピーする : もしも、Linux のコマンドライン操作に不慣れな方はMS-Windowsの notepad のようなテキストエディタを使って xorg.conf ファイルを作られるとよいでしょう。そして、このファイルを USB フラッシュドライブに格納してから、これを ubuntu system にマウントして xorg.conf ファイルをコピーして、ubuntu のGUI インストールに備えるとよいでしょう.フロッピーディスク・ドライブが使えるのならば、フォーマットしたフロッピーディスクを利用してもよいでしょう。

以上のコマンドラインでの一連のコピー操作例は次のようになります.



$ sudo mount /dev/sda1 /media

$ sudo cp /media/xorg.conf /etc/X11/xorg.conf


$ sudo umount /media



6.X のインストール: 次に Xorg と Ubuntu Desktop をインストールします. ここでは先の xorg.conf ファイルは上書されません.


$sudo mount /media/cdrom

$ sudo apt-get install xorg ubuntu-desktop



の操作をおこなうと、インストールからシステム設定までに約90分前後の時間がかかります.(My dynabook の場合) 就寝前か早朝の仕事に出かける前などにマシンをキックオフさせるとよいでしょう.

7.システムの再起動:  以上のインストール作業が終われば、システムを再起動して、ubuntu 8.04 LTS (Hardy Heron) Beta がグラフィカル・ログイン~ubuntu Desktop (GNOME 2.22) が立ち上がります.

8.グラフィカル・ログイン後の ubuntu 8.04 LTS Beta の初期設定~カスタマイズ

  Network device (eth0) がすでに設定され、インターネット接続が確立されているものとして、システムのアップデート・アップグレード、および希望するパッケージのインストール作業を進めて、適宜システムのカスタマイズをおこなう.

$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get upgrade

$ sudo apt-get dist-upgrade

不必要と思われるサービスを停止する:

デスクトップメニューから System->Administration->Services
を選択して、My DynaBook PC では不要と思われる、あるいはセキュリティ保護のために、システムのスタートアップ時の以下の項目のサービスを停止しておく。



  • Automated Crash Reports Support (apport)

  • Bluetooth device management (bluetooth)

  • CPU frequency manager (powernowd)

  • Hotkeys management (hotkey-setup)

  • Multicast DNS service discover (avahi-daemon): Used by bonjour chat and some Apple system


あとは、好みに応じて適宜調整してゆく.



     

あらためて、Michael Minn さんに感謝. 

My dynabook Note PC について >>>>> (後日公開予定) つづく



0 Comments::