Loading...

2008-07-06

Install Howto OpenSolaris 2008.05 release on My Legacy Notebook computer (Part-2)

前投稿のつづき
Image-01 インストール完了画面
インストールが終了したら、『リブート(R)』をクリックしてシステムを再起動する.
これでインストールが完了する.再起動にあたり、システムCDを取り出しておく.
インストール完了後にはじめて再起動するにあたって、初回ブート時のみ以下の手順でシステムを起動させる.
X-windowが正常に起動するのを確認したのちに、グラフィカルログインを成功させるための、オマジナイ的な手順を踏むわけだ.
1.GRUB メニューのトップライン(先頭行)を選択する.kernel ・・・記述行を編集する.
キーボードの "E" キーを押して、行末に " -m milestone=single-user " と追加する.
Enter キーを押して編集内容を確定させる.
---------------------------------------------
bootfs rpool/ROOT/opensolaris
kernel$ /platform/i86pc/kernel/$ISADIR/unix -B $ZFS-BOOTFS -m milestone=single-user ←--- 改行せず、一行で記述する.
module$/platform/i86pc/$ISADIR/boot_archive
---------------------------------------------
2."B” キーを押してシステムをブート(起動)させる. まずは、single-user でブート開始する.
3.ターミナル画面のままで、root password の入力を促すコマンドプロンプトが表示される.
# Input password for system maintenance ( Controled to bypass ) :
4.インストール時に設定した root password をキーボードから入力して、"Enter" で single-user でログインする.
5.インストール時に設定しておいた /etc/X11/xorg.conf ファイルのスクリプトを再確認する.
書換えられていないはずだ.
※ つぎのコマンドを入力する.
# ls /etc/X11/xorg.conf
# cat /etc/X11/xorg.conf
※ xorg.conf script (X.Org X Window System server configuration file)
-----------  抜粋  ----------------------
Section "Device"
Identifier "Trident Microsystems CyberBlade/i1"
Driver "trident"
Option "NoDDC"
EndSection
-----------  抜粋  ----------------------
6.いよいよグラフィカルログインさせる. 次のコマンドを入力する.
   # svcadm milestone all    ;--- ZFS , start X ----
7.GDM ( Gnome Display Manger ) が起動して、GDM ログイン画面が表示される
8.username と user passwd を入力して、”Enter" GNOME セッションがスタートする.
9.Gnome Splash Screen が表示されたのちに、GNOME Desktop Window 画面が表示される.
Image-02 Gnome Desktop 画面
 
Image-02 は パネルの上下を入替え、デスクトップにリンクフォルダを配した. また、デスクトップの外観の設定を一部変更したのでデフォルトの設定(見た目)とは多少違っている.
10. My Dynabook で opensolaris 2008.05 release がとりあえず 動いたゾ っと.

◇ インストール後に多少の違和感とともに気になったこと
1.GDM のメニュー画面から root としてログインできない.
参考: RBAC について Login and Root Specifications (Getting Started With OpenSolaris 2008.05)


2.インストール時に設定した login user (hogehoge) の 所属グループが staff になっている.
ubuntu 8.04 とも関連するので、user hogehoge(uid=1000 ) は group hogehoge (gid=1000 )に属させたい.
#grouppadd -g 1000 hogehoge
# usermod -u 1000 -g 1000 -d /export/home/hogehoge -m -s /bin/bash hogehoge
としたいのだが、このままでは user, group ともに変更できない. role を変更して root でログイン可能にさせた後に、変更ができるか試してみる.
あるいは、user を設定せずに root のみ設定して、システムを再インストールするか?

3.デーモンnwam によってネットワークの管理がなされている?
はじめてデスクトップにログインした状態では、ネットワーク接続ができない.
ethernet デバイス iprb0 はインストールの際に自動認識されたので、DHCPで自動設定されているものと思っていたのだが、WEbブラウザを立ち上げても外部のサイトにアクセスできなかった.
自前 ping ok 外部 ping failure
参考:nwam デーモンについて; OpenSolaris 2008.05入門(OpenSolaris OS へようこそ)  
nwam デーモンの状態をチェックしてみる.
hogehoge@hostname:~$ pfexec svcs -v nwam
STATE NSTATE STIME  CTID  FMRI
online  -    19:43:17 83  svc:/network/physical:nwam
hogehoge@hostname:~$ pfexec svcs -v svc:/network/physical
STATE NSTATE STIME CTID FMRI
disabled - 19:37:30 - svc:/network/physical:default
online - 19:43:17 83 svc:/network/physical:nwam
※ hogehoge@hostname:~$ pfexec restart svc:/network/physical:nwam
して、 iprb0 がアップして、ネットワークが有効になり、インターネット接続ができた.
下図参照:Image-03、Image-04
Image-03 nwam について
Image-04 Network brought up
4.USB2.0/1.1 (2-port) Cardbus 32bit/PC-Card アダプタを装着すると、画面がロックされシステムがフリーズしてしまう.強制的にパワースィッチを押して、電源を切断させる.
ここで、USB2.0/1.1 PC-Card アダプタは取り外しておく.
あらかじめ sddtool v.2.1 を起動して、サウンド・ドライバと ACPI ドライバがサポートされていないことは周知していた.
◇ opensolaris.org の project servay と google search によって、サウンド・ドライバ および Cardbus ドライバを入手して、インストールする.
参考:サウンド・ドライバ : OpenSoundSystem よりダウンロードする.
Latest release : http://www.4front-tech.com/release/oss-solaris-v4.0-1016-i386.pkg
Cadbus Device Diver : OpenSolaris.org_Laptop/Projects よりダウンロードする.
Latest driver : http://www.opensolaris.org/os/community/laptop/downloads/cardbus-0.3-bin.tar.gz
Driver のインストール後に、いったん システムを再起動させる
# pfexec reboot
再起動させて ログイン後に USB2.0/1.1 PC-Card をスロットに挿入する.
今度はハングアップせず、認識されたようだ.
適当な USB2.0 デバイスを接続してみると、自動認識された.
ファイルマネージャが起動して、デバイスファイルが閲覧できた.
# pfexec rmformat して確認する.
  
Image-05, Image-06 参照
Image-05 USBデバイスの認識
Image-06 rmformat コマンド出力結果
● オーディオ・サウンドは 音割れ・歪みが目立ち 聴くに耐えない.要調整だ.
 

1 Comments::

Baian said...

2008/July/13(Sun) 07:52 JST Title をかってに変更した.